超おススメ辞書 ベスト 10
『辞書好き』の自分としては蔵書全てをお勧めしたいところ。ベスト10を選ぶのは難しい。が、あえて選ぶなら、超お世話になっている以下の10冊です。
『ベネッセ表現読解国語辞典』
中学生以来「新明解」を使っていたが、こんなに素晴らしい国語辞典が出てくるとは思わなかった。難しい概念の言葉に対してはとにかく丁寧。例えば「抽象」「認識」などという言葉は2頁を費やして説明してある。他にも他の辞書では見られない語彙説明が豊富にあり、とてもありがたい。
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『COBUILD』
COBUILDは英米人以外の英語学習者用に作られた辞書で英語学習者は必携の一冊。単なる別の言葉への置き換えではなく、どういう状況で使われるかが説明してある。よりネイティブに近づくためのありがたい辞書!これさえあれば他の英英辞典は不要。英語学習者は必ず買うべし!!
『わかるから使える表現英文法』(田中重範)
出ました!待ってました!田中先生のレキシカル・グラマーの集大成辞書!目から鱗の英文法。まるで田中先生の授業を聞いているように読めるのがいい。4部構成の第1部は「名詞」で、その最初が「冠詞」について。日本人にとって使いにくい冠詞がこれでスッキリ整理できた。
『日米口語辞典』(サイデンステッカー/松本道弘)
もう30年近くも愛用。今も売れ続ける永遠のベストセラー辞書。多くの例文をノートに写筆し、持ち歩いた。当時は画期的なコンセプトの辞書で、これで日本語と英語の間の溝がグッと縮まった。感謝!!
『アメリカ口語辞典』(ジャンマケーレブ/安田一郎)
『日米口語辞典』同様に画期的な辞書だ。30年間愛用。安田先生とマケーレブさんコンビの辞書であることが嬉しい。これも多くの例文を写筆し、持ち歩いた。この2冊は今でも売れ続け、これをしのぐ表現辞書はまだ出ていない。
『リーダーズ英和辞典第3版』
紙の辞書ではこれに勝るものはない。第1版からの大ファンだ。『GENIUS』も持っているがややもの足りない。電子辞書の方をよく使うのだがやはり紙の辞書も手元に置きたい。1984年のデビューは鮮烈だった。
『英辞郎』
英辞郎の恩恵を受けている人は多いと思う。自分もその一人。英辞郎なくして今の自分はあり得ない。ありがたい存在だ。感謝感謝!! それにしてもこんなデータベースが出来るとは。他のオンライン辞書も使っているけれど、機能面で『英辞郎』が断然トップ!!
『英和活用大辞典』(市川繁治郎)
同時通訳の国広正雄先生が劇褒めしたのをきっかけに新編が出た。これも当時は画期的なデータベースだった。これだけの用例を集めた市川先生に脱帽!! 尊敬する国広先生のお勧めの辞書なので今でも愛用。