歯の治療の歴史

ある翻訳会社の独り言:その3

これは、先日歯医者さんでの先生と私の会話です。

「先生、昔、歯医者さんがいなかった頃、虫歯の治療はどうしていたんですか?」                               「なかなか面白いことを聞きますね」

「先日、歯学論文を翻訳しているときに、ふと思ったんです」

「文献によると昔はですね、虫歯の根元に糸をグルグル巻きつけ、しばらくすると歯がグラグラしてきます。そこを思いっきり引っ張るわけです。ドアに結び付けて一気にバンといく、そういうこともやっていたみたいですよ」

「入れ歯はどうしていたんでしょうね?そもそもいつごろからあったんですか?」                               「江戸時代には専門の技師がいて、木製の入れ歯を作っていたようです。西洋では、ジョージワシントンの総入れ歯が有名です。」


歯学の歴史は古代ギリシャまで遡ります】

歯医者さんから意外と歯学の歴史が古いことを学びました。自宅へ帰っていろいろ調べてみると、人間と歯科治療の関わり合いの長さにあらためて驚かされました。その歴史は古代ギリシャやローマやエジプトまで遡ります。紀元前のローマではおそらく最古のブリッジが使われていたようです。エジプトでは歯に金を詰めたミイラもいたとのこと。先生に伺った木製の入れ歯の専門職人のこともありました。つげの木を使っていたようです。人間と歯の治療の歴史は思った以上に長いようです。調べていくと興味は尽きず、時間がいくらあっても足りません。


【この1世紀での急速な進歩を遂げた、歯科治療】

しかしその歯科治療の技術も急速に進歩したのはこの1世紀ではないでしょうか?特にこの数十年の歯学の進歩には驚かされます。最近ではインプラント治療を受ける患者さんが増えていますが、ほんの1世紀前にだれがインプラントを想像したでしょうか?インプラントだけではありません。矯正歯学、審美歯学、口腔外科など、様々に治療方法が発達しました。


歯学の分野もグローバル化】

さて、様々な分野に発展を遂げた歯科治療分野ですが、最近は研究論文を発表される専門家の数が増えてきました。特インプラント治療分野と口腔外科分野でのアブストラクトや論文の翻訳を依頼される専門家が目立って増えてきています。歯学の分野もグローバル化しています。当翻訳事務所は、直ぐに読みたい歯学論文、直ぐに投稿したい歯学論文の翻訳のお手伝いを致します。どこよりも安い翻訳、どこよりも早い翻訳を心がけています。

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